性交後72時間以内にピルを内服する方法です。
詳しい内服方法は医師にお尋ねください。
1回分10,000円(税込)
診療時間外でもご相談ください。
毎日内服することにより、排卵をおさえて避妊するお薬です。
1ヶ月分3,000円(税込)
性病の予防にはなりません。
子宮内に装着する器具で、一度装着すると最長5年間の高い避妊効果が得られます。
料金…55,000円(税込)
(過多月経、月経困難症の治療目的の場合が保険対応になります)
ご希望の方は、まず一度受診してみてください。
ガーダシル(4価)、シルガード(9価)の接種ができます。3回接種が必要です。
*ガーダシル…17,000円×3回(+初診料)
*シルガード…25,000円×3回(+初診料)
(どちらの場合も接種前に一度、診療に来ていただく必要があります)
小6~高1の方を対象とした公費負担制度もあります。
まずはお電話ください。
性病とは性行為によって感染する病気です。代表的なものに淋病、梅毒、外陰部ヘルペス、クラミジア、毛じらみなどがあります。症状としては帯下(おりもの)が増加したり、かゆみや腹痛、外陰部痛が認められます。ご心配のかたはご相談ください。もし病気が見つかった場合はパートナーも一緒に検査、治療をしましょう。
ご結婚される前に一般的な婦人科疾患や感染症のチェックを!ご希望の方はお申し出ください。保険は使用できません。
チェックする項目の数によって15,000円~20,000円+税となります。
(身長、体重、血圧、尿検査、血糖値、梅毒、HIV、肝炎、風疹、クラミジア、子宮頸がん、経腟超音波検査)
乳房に痛みを伴う場合は炎症(乳腺炎)によるものがほとんどですが、時に性ステロイドホルモンの影響や炎症性乳癌により痛みがでることもあります。乳腺炎は産褥、授乳期に起こりやすく、局所の発赤や腫脹、痛みや発熱が見られることもあります。このような場には乳房マッサージや抗生物質が必要になる場合があります。
乳腺繊維腫、乳腺症、乳癌などの可能性があります。触診だけでは鑑別が困難な場合もあり超音波検査、マンモグラフィー(レントゲン検査)などが診断に必要な場合もあります。必要と判断した場合は乳腺の専門医へ紹介しています。
外陰ヘルペスなどの外陰部潰瘍を起こす疾患やバルトリン腺嚢腫(膿瘍)などが考えられます。受診してください。
細菌、ウイルス、原虫などの感染によって炎症が発生した場合におこります。通常は帯下(おりもの)の増加も伴っています。中でもカンジダによるものが多く認められます。その他にトリコモナス原虫なども認められます。検査は簡単ですので、まずは受診されたほうがよいと思います。
おもに子宮腟部びらん、腟炎(非特異性腟炎、カンジダ腟炎、トリコモナス腟炎、萎縮性腟炎)などが原因で起こります。
妊娠をされていない方の場合はびらん、ポリープ、子宮筋腫、子宮癌などが考えられます。放置せず受診しましょう。妊娠をされている方は前述の疾患以外に流産や早産の可能性もあり、早めに医師へ相談してください。
ホルモンの関係によるものが考えられますが、長い場合には子宮筋腫などの腫瘍性疾患も考えられます。一度、内診や超音波検査を受けられたほうがよいと思います。
妊娠されている場合は妊娠高血圧症候群の可能性があります。注意してください。塩分の取りすぎやカロリーの取りすぎに注意です。妊婦健診時に相談しましょう。
産婦人科的には子宮筋腫や卵巣腫瘍(茎捻転・破裂)、骨盤腹膜炎、子宮外妊娠、流産などが考えられます。緊急で手術が必要な場合もあります。内診や超音波検査、採血などを受けられたほうがよいでしょう。
妊娠に関連することはほとんど対応できると思いますが、羊水検査は川崎医大産婦人科、倉敷中央病院を紹介させていただきます。また原則としてVBAC(帝王切開後の経腟分娩)と骨盤位(逆子)妊娠は選択的帝王切開を行っています。ご相談ください。
(現在、麻酔科医不在のため帝王切開は行っておりません)
ホルモンのバランスが崩れたか、びらん、ポリープ、筋腫、子宮癌などが考えられます。まずは診察を受けましょう。
喫煙、飲酒、運動、旅行、歯の治療など様々なことがありますが、喫煙は流産や子宮内胎児発育遅延、死産の原因にもなります。禁煙しましょう。父親の喫煙も注意です。少量の飲酒は問題とならないと思いますが、比較的少量でも胎児に影響があるとの報告もあります。控えておいたほうが無難かもしれません。軽い運動や近場の旅行などはよいとは思いますが、妊娠中は不必要な行動はとらないほうがよいと思います。運動や旅行をされる場合は医師の診察を受けてからにしましょう。歯の治療は妊娠中でも可能ですが、妊娠前にきちんと治療をしておいたほうがよいでしょう。治療を受けられる場合は、妊娠していることを歯科医にきちんと説明しましょう。
ピルの内服によって移動は可能ですが、なるべく早めに(1ヶ月前くらい)相談してください。時期が合わず移動が出来ない場合もあります。
流産の可能性もあります。診察を受けましょう。
生理痛の原因は様々ですが、最近は子宮内膜症が増加傾向にあります。内診、超音波、採血などで診断が可能ですので診察を受けられたほうがよいと思います。
妊娠22週以降で分娩になりそうな状態です。出血やお腹の痛みを伴う場合がほとんどです。出血がな安静にしていても腹緊が認められる場合も子宮収縮抑制剤などの治療や入院点滴治療が必要な場合もあります。すぐ受診しましょう。
妊娠しない原因は様々です。女性側の原因検査を進めながら、ご主人の検査も一緒に行っていきましょう。まずは基礎体温表をご持参ください。
月経不順の原因は食生活やストレス、卵巣機能不全などが考えられます。月経不順の原因を調べる方法として基礎体温測定が重要と考えます。受診される前に1周期くらい基礎体温を測定して受診されたほうがよいと思います。
外陰部や腟内の感染やホルモンの不足によっておこります。帯下(おりもの)の検査で原因がわかる場合がほとんどです。感染症の場合は抗生物質を使用し、ホルモン不足が原因の場合はホルモンを補充して治療を行います。
外陰部に細菌、ウイルスなどの感染が起こった状態です。多くは痛みや痒みなどの症状が見られます。まずは診察を受けてください。
幼少期から老年期までみられます。幼少時の場合はまず手をよく洗うことより指導します。自然に軽快するのがほとんどですが、経過が長い場合は抗生物質を使用する場合もあります。老年期では女性ホルモン不足が原因で起こる場合があります。必要があれば女性ホルモンを含んだ腟剤を数日間挿入すると軽快します。カンジダ腟炎・トリコモナス腟炎はその項目を選択してください。
子宮頸管から子宮の中に進入した細菌によって炎症が起こった状態です。腹痛や発熱、悪臭のある帯下の増量などが認められます。原因菌の検査と抗生物質の治療が必要です。時に子宮内を洗浄する事もあります。
最近増加している疾患です。月経痛が強い方は要注意です。卵巣に出血し卵巣が腫れたり(チョコレート嚢腫)、子宮の周辺に癒着を起こして不妊症の原因にもなります。治療は月経を止める薬物療法や手術療法などがあります。治療方針は年齢や妊娠を希望するか否かなどで変わります。しばしば再発も認められます。それぞれの治療法のメリット、デメリットをよく聞いて治療法を決定しましょう。
子宮に発生する良性の腫瘍です。内診や超音波検査で診断ができます。月経痛がひどい場合や月経過多、それに伴う貧血が強い場合やある程度大きい場合は治療の適応となります。年齢やお子さんが欲しいかなどの条件によって治療方針が変わります。治療方針として、薬物療法(月経を止めるなど)と手術療法(子宮摘出、筋腫のみ摘出など)があります。さらに手術療法では筋腫が発生した場所や大きさによって開腹手術、経腟手術、子宮鏡下手術などがあります。納得いかれるまでご相談ください。
卵巣に発生した悪性腫瘍です。超音波やMRI、血液検査などで診断します。悪性腫瘍が疑われる場合はご希望の医療機関へご紹介させていただきます。
最も多い症状として不正性器出血があります。このような症状があった場合は早めに受診されることをお勧めします。細胞の検査(細胞診)をまず行い、その結果精密検査が必要であれば組織診を行います。癌が発生した部位、進行度や年齢によって治療方針が変わります。
食生活の乱れ(急激な体重減少や増加)、ストレスや脳下垂体、卵巣機能の異常などにより様々な月経異常が起こります。月経異常の原因によって治療方法が異なります。まずはご相談下さい。
妊娠中に高血圧、浮腫(むくみ)、蛋白尿のどれか一つでも認められた場合に付けられる病名です。軽症の場合は安静や食事療法、漢方薬などで治療を行いますが、症状が進む場合は赤ちゃんの発育に影響を及ぼすこともあり、入院治療が必要になります。日ごろの生活から塩分の取りすぎやカロリーの高い食事を取りすぎないよう心がけましょう。
症状として出血や腹痛が認められます。妊娠22週未満までの流産しそうな状態を言います。まずは安静が必要ですが、子宮収縮を抑える薬や黄体ホルモン剤などを使用する場合もあります。出血があったらまずは受診しましょう。
22週以上、37週未満で分娩になりそうな状態です。安静にしていても腹緊(お腹のはり)が収まらなかったり、出血がみられた場合は受診しましょう。治療は安静と必要があれば子宮収縮抑制剤を使用したり、炎症を抑えるために抗生物質を使用する場合があります。
卵巣機能が低下しエストロゲンという女性ホルモンが少なくなったために起こる疾患です。イライラ、肩こり、不眠、動悸そして顔面紅潮(ホットフラッシュ)などの症状がみられます。原則的には減少した女性ホルモン(飲み薬、貼り薬があります)を補ってあげれば症状は改善しますが、ホルモン剤を使用したくない場合には漢方療法などもあります。ご相談ください。
多くが産褥、授乳期に起こる乳房の炎症です。乳房に発赤や痛み、発熱が見られることがあります。乳房マッサージや抗生物質の内服や点滴治療が必要なこともあります。
トリコモナス原虫の感染によって起こります。帯下(おりもの)の増加と掻痒感が主症状です。帯下の顕微鏡検査か培養検査で簡単に診断ができます。治療は内服薬、腟内の洗浄と腟剤挿入などです。パートナーも同時期に検査、治療を受けましょう!
子宮腔内以外に受精卵が着床した状態です。卵管妊娠が最も多くみられます。早期に診断ができれば薬物治療が可能な場合もあります。しかし、通常は手術となることが多いでしょう。手術は緊急性や着床した部位によって開腹手術が行われる場合や腹腔鏡下手術が行われる場合もます。
診察で卵巣腫瘍を認めた場合は詳しく超音波検査を行います。悪性を疑う所見として充実性部分(腫瘍の中に見える塊のようなもの)や腹水などの存在があります。一方、良性の場合はほとんどが腫瘍内部が液体だけのことが多いです。さらに腫瘍マーカーを採血して検査します。主なものにCA125、CA19-9、CEAなどがあります。
月経不順や不妊の原因となります。月経が順調な方でも排卵をしていない場合があります。まず基礎体温を測定し、ご相談下さい。
子宮腟部にできる癌です。早期に発見すれば十分治癒できる疾患です。症状は不正性器出血ですが、出血がなくても1年に1度の検診を受けましょう。
月経が発来しない状態です。原因部位によって視床下部性無月経、下垂体性無月経、卵巣性無月経、子宮性無月経や甲状腺の疾患、糖尿病、体重減少などで起こります。もちろん妊娠でもです。まずは受診してください。
連続して3回以上自然流産を繰り返したことのあるものを習慣性流産といいます。治療にはステロイド療法やアスピリン療法などがあります。
最近増加傾向にある性行為感染症です。子宮頸部に感染を起こし、下腹部痛や帯下の増量が起こります。放置すると子宮内、卵管、腹腔内に感染範囲が拡がり発熱や右の上腹部まで痛みが出ることもあります。さらに不妊症の原因ともなります。パートナーも含めてきちんと検査、治療をしましょう!
子宮の中(赤ちゃんが育つ場所)に出来た癌です。最近は若い女性にも見られることがありますが、一般的には閉経後の方に見られます。症状は子宮頸癌と同様に不正性器出血が見られます。不正性器出血が見られた場合は子宮頸癌同様に受診しましょう。治療は子宮全摘術が基本ですが、年齢や組織型などを考慮しホルモン剤を使用する場合もあります。
卵巣が腫れた状態です。直径5cm以上あった場合は超音波検査や血液検査などを行い定期的に経過観察をします。痛みが出てきたり、大きくなっていく場合には手術も考慮します。
更年期障害の治療としてホルモン補充や漢方療法があります。ホルモン療法は体重増加や乳癌、子宮癌の発生などで恐ろしく思っている方が多いとは思いますが、きちんと定期健診(子宮癌検診、乳癌検診)を受けられていれば問題はないと考えます。治療の方法も個人個人で異なっています。内服薬や貼り薬などあります。まず更年期障害かなーと思われた時はご相談ください。
排尿時痛、頻尿、残尿感などが見られた場合は膀胱炎が疑われます。尿検査にてすぐ診断できます。治療は抗生物質を3日~5日間内服していただければ軽快すると思います。
体外受精以外の治療は可能ですが、まずはご相談ください。
カンジダ菌(真菌)の感染によって起こる疾患です。感冒などで抗生物質を内服した後などに見られることがあります(妊婦さんにもみられます)。症状は帯下の増量と外陰部掻痒感です。治療は腟内の洗浄と腟剤の挿入を行います。外陰部に掻痒感がある方には軟膏をお出しします。
子宮が少しずつ腟の中に下がってきた状態です。症状は排尿時の違和感(残尿感やうまく尿が出ないなど)、夕方になると外陰部に何かはさまっているような感じを受け、時に下着に子宮が接して出血を起こすこともあります。治療は根治的に子宮を摘出する場合とリングなどで下がった子宮を落ちてこないようにする場合があります。
分娩をしていないのに乳汁が漏出することがあります。この多くがプロラクチンというホルモンが増加している状態です。血液検査で簡単にわかりますので受診してください。治療はプロラクチンを抑える薬を内服して行います。
HPV(ヒト乳頭種ウイルス)の感染によって発症する性行為感染症です。外陰部や腟壁などに乳頭腫ができ痒みも伴うことがあります。軟膏による治療や手術にて切除、蒸散させて治療しますが、再発も多い疾患です。